南景太 個展【福岡】

2025年2月5日(水)〜2月17日(月)

YUGEN Gallery FUKUOKAでは2025年2月5日(水)〜2月17日(月)の期間、「人の常識を揺さぶる」作品を生み出すイラストレーター・南景太の個展を開催いたします。

Exhibition Information

Venue

YUGEN Gallery FUKUOKA
Fukuoka City, Fukuoka Prefecture, Chuo Ward, Daimyo 2-1-4 Stage 1 Nishidori 4F

Dates

2025年2月5日(水)〜2月17日(月)

Opening Hours

11:00 AM – 7:00 PM
Closes at 5:00 PM on the final day only

Closed Days

Every Tuesday

Date of presence

未定

Admission Fee

free

Notes

※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がございますのでご了承下さい。

Exhibited works images

Statement

南は絵本作家である父の影響により幼少期から絵に親しんできましたが、絵具が性に合わず鉛筆などでモノクロの人物絵ばかりを描いていました。そしてセツモードセミナーに通っていた20歳の頃に、現在も愛用するクレヨンと出会います。

自身の身体と絵の間に道具を挟むことなく身体感覚そのままに色を塗れることは、南がそれまで感じていた生きづらさから解放してくれたと話します。

「特に学校は個性を削り、規格に見合った部品を作っているかのようで馴染めなかった。“普通”とか“常識”というものは、秩序をもたらすと同時に自由を奪い息苦しくもさせる。この息苦しさから救ってくれたのが描くことで、クレヨンには味わったことのない解放感があった」

社会に生きる上での常識やルールは知っておきつつも、それとは一定の距離を置くことで自分の人生に主導権を持てると思い至り「人の常識を揺さぶる」ことを動機に、クレヨンを携え創作を開始しました。

そこから書籍や雑誌の挿絵を手がけるイラストレーターとしてキャリアを積み重ね、最近ではクレヨンだけでなくステンシルやデジタルによるコラージュ作品など表現領域を広げています。

クレヨンとオイルパステルで着彩し、軽妙な描写をしながらも観る者に言い知れぬ不穏さを感じさせる南の作品。ぜひYUGEN Gallery FUKUOKAで南の表現世界に、そして新しい自分に出会ってみてください。

About sales of artworks

展覧会開催と同時にYUGEN Gallery公式オンラインストアにて、作品の閲覧・ご購入が可能となります。

Minami Keita
Minami Keita
Keita Minami
Born in Tokyo in 1981. After graduating from high school, he studied illustration at Setsu Mode Seminar and MJ Illustrations. He won the Grand Prize at the 15th Note Exhibition of Illustrated Note (2014), the Silver Prize at the 12th TIS Open Competition of the Tokyo Illustrators Society (2014), and the Jury Prize at the 13th TIS Open Competition (2015). He is a member of TIS. He works on illustrations for books and magazines, picture books, artwork for novelist Keiya Iwai and the band LUCKY TAPES, and murals for commercial facilities.