YUGEN Gallery 4周年企画展後期 植田爽介 ・田中岳舟 二人展【東京】

2026年2月26日(木)〜3月22日(日)

YUGEN Gallery 4周年展後期として、版画作家・植田爽介と書道作家・田中岳舟による二人展を開催します。版画と書という異なる表現を通して、「見えないもの」——時間、身体、思考の痕跡に迫ります。

展覧会情報

会場

YUGEN Gallery
東京都港区南青山3-1-31  KD南青山ビル4F

会期

2026年2月26日(木)〜3月22日(日)

開館時間

平日:13:00〜19:00
土日祝:13:00〜20:00
※最終日のみ17:00終了

休館日

なし

在廊日

未定

入場料

無料

注意事項

※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がございますのでご了承下さい。

その他

※在廊日やレセプションについて、最新情報は随時こちらで更新いたします。

展示作品ハイライト

植田爽介《思考の残穢、或いは潮騒》2025
植田爽介《思考の残穢、或いは潮騒》2025
田中岳舟《2025.5.22-LINE-》2025
田中岳舟《2025.5.22-LINE-》2025

ステートメント

YUGEN Galleryは、2026年2月26日(土)より、開廊4周年を記念した企画展〈後期〉を開催いたします。

4周年記念展では、前期・後期それぞれ異なる視点から現代アートの多様な表現を紹介しています。後期となる本展では、作品の中に宿る「見えないもの」に焦点を当てます。

芸術とは、単に目に映る形や素材を提示するだけでなく、時間の流れや身体の緊張、思考の積層といった不可視の要素を作品として定着させ、鑑賞者の知覚をひらく営みでもあります。本展に参加する植田爽介と田中岳舟は、版画と書道という異なる表現を用いながら、このテーマに応答します。

版画は工程の蓄積によって時間の重なりの痕跡を定着させる表現であり、書は今この瞬間の痕跡を刻む表現です。その一方で、書もまた反復の積み重ねの中から選び取られた一瞬が作品となり、版画にも刷りや剥がしの決定的な瞬間が存在します。両者は異なる時間の構造を内包しながらも、目に見えないもの——時間、身体、思考の痕跡を一つの作品に凝縮していきます。

本展で立ち上がるのは、形の背後に潜む時間の層であり、制作の過程に宿る気配です。版画と書、それぞれの表現が刻む痕跡を通して、「見えないもの」が作品として現れる場となるでしょう。

ぜひ会場にて、版画と書が凝縮する不可視の痕跡に触れていただければ幸いです。

植田爽介
植田爽介
Sosuke Ueta
版画が印刷(コピー)による複数性や絵画とデザイン両方の要素を持っていること、またそれらの要素をイメージの起点として分野の横断を試みる。作品制作の過程と実践においては、自身の原風景である瀬戸内の海景がそうであるように、人と自然が並列に共生する関係性について再考し、それを版画技法や複製技術におけるインダストリアルな側面や、マテリアルごとに生じる視覚的な差異などを糸口としてビジュアル化することを試みている。
田中岳舟
田中岳舟
Gakusyu Tanaka
1990年福岡生まれ。左利きがきっかけで書を始め、伝統書と前衛書の影響を受けながら「書から成るモノ」を現代的に探求。建築図面やスマホカメラを起点とした作品も展開。主な展覧会に「ART SHODO EDGE」(2023年)、「Planning#2」「GENGO展」(2024年)、「Congentecton」(2025年)など。