馬場敬一 個展「死と再生のイニシエーション」【福岡】

2025年5月17日(土)〜6月9日(月)

YUGEN Gallery FUKUOKAでは2025年5月17(土)〜6月9日(月)の期間、馬場敬一の個展を開催いたします。

展覧会情報

会場

YUGEN Gallery FUKUOKA
福岡市中央区大名2-1-4 ステージ1西通り4F

会期

2025年5月17日(土)〜6月9日(月)

開館時間

11時〜19時
※最終日のみ17時まで

休館日

毎週火曜日

在廊日

5月17日(土)、18日(日)、6月8日(日)、9日(月)

※変更となる場合がございます。最新情報は随時こちらで更新いたします。

入場料

無料

注意事項

※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がございますのでご了承下さい

展示作品ハイライト

ステートメント

今回開催される個展「死と再生のイニシエーション」では、積層ダンボールに絵を完成させ、ナイフで絵を傷つけ、半立体に再構築、樹脂で硬化、という4工程で、誕生、死、再生、永遠を表現したシリーズ作品「RISIN 死と再生」を展示販売いたします。

馬場敬一は、1974年東京都出身の画家。かつては虐げられる民族、性的搾取の対象となる女性など、社会的弱者の悲哀や諦めを傷として表現してきました。今回展示される最新のシリーズでは、自身が3年前に経験したうつをきっかけに制作に着手しており、自らを癒す手段として新たな表現方法を用いています。以前までの自身の痛みを社会問題に共鳴した作品とは変わり、彼自身の体験した痛みや傷を、個人的な神話として表現したナラティブな作品となっています。

「描き、壊し、再生する制作工程を繰り返す事は、一度死んだ魂を再生する為の通過儀礼として、生きる為に必要な行為だった。」

この制作行為に重ねられた象徴的意味を、強く感じることができる作品群では、傷や痛みの先にある生命の姿に出会うことができ、私たちに、世界に、生命に新たな物語を生み出します。

作品販売について

展覧会開催と同時にYUGEN Gallery公式オンラインストアにて、作品の閲覧・ご購入が可能となります。

馬場敬一
馬場敬一
Keiichi Baba
画家。1974年東京都生まれ。受賞歴は「第14回世界絵画大賞展」東京都知事賞(2018年)、「小松ビエンナーレ 宮本三郎記念デッサン大賞展」佳作(2019年)他。コレクションにNEKA ART MUSEUM(バリ・インドネシア)等。