GAKU個展【東京】

2025年2月7日(金)〜2月24日(月・祝)

YUGEN Gallery(東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル4F)では2025年2月7日(金)より、アーティストGAKUの個展を開催致します。

世界が注目する“自閉症アーティスト”。彼の描いた自由でハッピーな絵が観る人を癒します。

展覧会情報

会場

YUGEN Gallery
東京都港区南青山3-1-31  KD南青山ビル4F

会期

2025年2月7日(金)〜2月24日(月・祝)

開館時間

平日:13:00〜19:00
土日祝:13:00〜20:00
※最終日のみ17:00終了

休館日

なし

入場料

無料

注意事項

※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がございますのでご了承下さい。

展示作品ハイライト

※こちらは過去作品となり、今回の個展展示作品とは異なります。個展展示作品の詳細は後日更新いたします。

ステートメント

頭に浮かんだ色とイメージを素直に描き、エンターテインメント性豊かに誰もが楽しい気分になれる作品で多くのファンを魅了するGAKU。2024年には、これまでで最大規模となる個展を開催し、主要メディアがこぞって取り上げるなど大きな反響を呼びました。

幼少の頃に知的障害を伴う自閉症、多動症と診断されたGAKU。絵と出会ったのは16歳の時。言葉によるコミュニケーションは難しく、同じ場所に止まっていることができない彼が岡本太郎の作品に見入り、そこから動くことがなかったといいます。その翌日から絵を夢中で描くようになり、これまでに800点以上の作品を制作してきました。

19歳の時にアメリカ・ニューヨークで個展を成功させて以降、作品発表はもちろん〈LeSportsac〉〈GODIVA〉〈DIANA〉〈THE BODYSHOP〉といったグローバルブランドとのコラボレーションや香港での巨大インスタレーションを手がけ、GAKUのアートは世界に広がるばかりです。父親の佐藤典雅さんはGAKUの絵の世界について説明します。

「知的障害という特性が、世間の常識や考え方から彼自身を自由にしているともいえます。物事を理屈や思考ではなく感覚的に捉えているからこそ、GAKUの作品は我々に直感的に訴えかける。言葉でない感覚的なものこそが彼の存在表明であると同時に、我々へのメッセージでもあります」

複雑な色遣いはなく明快で確かな意思を感じる筆触に点描。GAKUの作品は機嫌の良い鼻歌のように私たちの心を解きほぐしてくれます。観る者をあたたかく包み込むGAKUの展覧会に、ぜひご期待ください。

作品販売について

展覧会開催と同時にYUGEN Gallery公式オンラインストアにて、作品の閲覧・ご購入が可能となります。

GAKU
GAKU
本名は佐藤楽音(さとう・がくと)。2001年神奈川県出身。3歳の時に重度の自閉症と診断され、2005年自閉症の療育のため家族とアメリカ・ロサンゼルスに移住。帰国後、16歳の時に岡本太郎の作品に触発され絵を描き始める。2020年アメリカ・ニューヨークで個展を開催。以来、アートイベント参加、国内外の大型施設でのインスタレーションを手がける。〈LeSportsac〉〈DIANA〉〈THE BODYSHOP〉〈GODIVA〉といったブランドとのコラボレーション多数。20歳の記念に企画した画集制作ではクラウドファンディングで1200万円を調達。2023年、自伝『GAKU, PAINT! 自閉症の息子が奇跡を起こすまで』(佐藤典雅・著/CCCメディアハウス)刊行。現在は神奈川県川崎市のアトリエ兼ギャラリー「byGAKU」を拠点に活動を行っている。