始源龍天

西元祐貴

西元祐貴は、世界的なスポーツイベントでヴィジュアルイメージに採用されるなど、今世界から注目を集めているアーティストのひとりです。躍動感のある筆致でスポーツをモチーフにした表現でその名が知られるところになりましたが、龍や虎など古典的なモチーフや風景画も手がけ、2016年からは陶板に絵を描く陶芸と墨絵を融合した〈陶墨画〉に挑み墨絵の表現領域を広げています。

西元祐貴は、世界的なスポーツイベントでヴィジュアルイメージに採用されるなど、今世界から注目を集めているアーティストのひとりです。躍動感のある筆致でスポーツをモチーフにした表現でその名が知られるところになりましたが、龍や虎など古典的なモチーフや風景画も手がけ、2016年からは陶板に絵を描く陶芸と墨絵を融合した〈陶墨画〉に挑み墨絵の表現領域を広げています。

こちらは、陶板枚数 6枚の作品です。

《作品詩》

地球が生まれ
生命が誕生し
月とのバランスを保ちながら
安定の軌道に乗るまで
途方もない時間を要す
失敗と試作を繰り返し
神は人を創りたもうた
正義は一つではない
相手の正義もまたもう一つの正義となる
間違えるのが人であるなら
それを許すことができるのも人である
天は見ている
人を許してくれている
故に我々はまだ生きている
生きてさえいれば
できることはある

《詩の意訳・ストーリー》

正義の反対はなんでしょうか。不義。非道。悪行。など、マイナスの言葉が並びます。実は、そのどれも当てはまりません。正義の反対は、相手が掲げる「もう一つの正義」です。お互いが正義を叫んで、争いが生まれます。自分が正しいから、それに従うべきだ。それが人間の生きる道だ。それが善行だ。となっていきます。もしかすると、宗教も似ているかもしれません。この宗教が正しくて、他の宗教は間違っている。自分以外の考え方は認めないことで、戦争が起きています。元は同じ民族だったり、元は同じチームだったり、元は同じ家族だったり。それでも人は争います。本当のルーツを忘れてしまっているのかもしれません。私たちは、どこに住んでいるのでしょう。地球という一つの惑星です。たった一つしかないこの地球で、相手を許さず、自らの主張を曲げず、お互いを傷つけあって、嫌な戦いを続けています。誰が止めるのでしょう。誰が気づかせるのでしょう。誰が責任を取るのでしょう。それは、相手ではありません。相手のせいにし続けていては、前にすすみません。まず、認めてみることから始めましょう。いいところを探すのです。子どもたちはそれができます。相手を許さなければ、一緒に楽しく遊べないから、喧嘩はすぐに終わります。そしてすぐに謝ります。心地よい空気を作れます。簡単なことです。殺し合うことをやめて、罵り合うことをやめて、褒め合いましょう。子どもの心を源として、今から始めましょう。

サイズ 70 cm × 76 cm × 4.0cm
素材 陶器、釉薬
制作年 2021
価格
通常価格
¥1,650,000(税込)
セール価格
¥1,650,000(税込)
通常価格

FAQ

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