竹村智成 Tomonari Takemura
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絵画や映像など、作品とするメディアを身体と捉え、その様相を作品として写し出すことを念頭に制作と研究を行っている。ゆえにモチーフとなるものは絵の具から絵画への変身のようなメディアの生成過程そのものであり、またその身体を身体たらしめるもの、つまり個としてその存在を現象させる何かとなる。そして、作品が身体であるならば、その作品は人間の個と同じように世界を持つだろう。その作品が展示室や鑑賞者の体内にその作品としていかに手を伸ばしうるか、あるいは鑑賞者はその手にいかに気づけるかという鑑賞行為における相互性が発揮される作品構成と展示方法を意識している。
これまでの主な展覧会にawai -交叉するリアル(2023 Gallery NIW)など。
掲載作品:熱源, 2024