KAKA
カカ/木彫家。1995年中国生まれ。2021年、女子美術大学大学院美術研究科美術専攻博士前期課程修了。
平安時代の「一木(いちぼく)造り」という伝統的な立体技法を基盤に、生命の生成と変容を主題として制作を行っている。素材としての木と向き合う中で、完成された形態のみならず、彫る行為に内在する時間性や身体性そのものを表現の核として捉えてきた。
近年展開する「茸鳥」シリーズでは、菌類と鳥という異種の存在を融合させ、進化の過程や種の境界が揺らぐ生命観を造形化している。環境に応答しながら姿を変えるきのこの性質は、作家自身の内的感覚と重ね合わされ、彫刻は単なる象徴を超えて、生命の循環や不可逆的な時間の流れを内包する存在として立ち現れる。素材の質感と形態の均衡を重視し、意味を過度に規定しない造形は、鑑賞者に多層的な解釈の契機を開いている。
展覧会
2025年 京橋・KINOSHO KIKAKU Contemporary Art Galleryグループ展「異郷の旅路」
原宿・ Empathy Galleryグループ展「ブレイク前夜展」
銀座 ・Artglorieux Galleryグループ展「ブレイク前夜展」
2024年 原宿 ・Empathy Gallery グループ展「There are」
2023年 上海 ・TX 淮海グループ展「A-R-T in the Brain Hole 2023 Group Exhibition」
上海 ・グループ展「2023rd T&ARTCON 潮流与艺术博览会」
台湾・ 333 Gallery グループ展「A-R-T in the Brain Hole Group Exhibition」
2022年 上野・東京都美術館 日本芸術家協会 第45回 JAG展





