【FRAGIO】個展「種火」が2024年8月31日(土)より大阪にて開催！

現代アートギャラリー「YUGEN Gallery（東京・南青山／運営：株式会社ジーン）」の取扱作家であるアーティストのFRAGIO(フラジオ)が、2024年8月31日（土）から9月23日（月・祝）まで大阪・北区のgallery yolchaにて個展「種火」を開催いたします。

※2024年8月よりアーティスト名「岩川真澄」を「FRAGIO（フラジオ）」に変更いたしました。

16歳でサックスに出会ったのをきっかけにジャズを学び、音楽活動を開始。それと並行して独学で絵を描き始めます。色を組み合わせ、線を紡ぎ重ね合わせる表現に音楽とは違う刺激、解放感を感じ絵画にのめり込んでいきました。

絵画の世界で勝負したいと思い、2013年単身渡米。アメリカ・ニューヨークでアンディ・ウォーホルが所有し、ジャン＝ミシェル・バスキアが住んでいた部屋をアトリエにし活動を開始。渡米してわずか一ヵ月ほどで個展を開催するに至ります。

「筆を走らせる、色をのせる時の血が騒ぐ感覚はSaxophoneを演奏することに通じると感じる。それは一筆、色を塗る、線を引くのと同じように生命が燃えていると確信する。アーティストとしてのスタイルは音楽から得たものが大きい」と話すように、痺れるほどの波動の中で放たれる色、迷いのない旋律のように引かれる線は音楽を感じさせます。

その後、FRAGIOはドイツ・ベルリンに拠点を移し、ヨーロッパやアジアを旅するなど創作は常に旅とも深く繋がってきました。自然に生きる動物たちや旅で訪れた土地の人々との心を開き合う体験がインスピレーションとなって絵を描き、音楽を奏でる。抽象、具象を問わず情報化に抗い、言葉になる手前のありのままをキャンバスに落とし込む…。

このように音楽、そして旅をした経験がクリエイションの源泉となり、そこからかたちを持たない生命や愛を描き出し、作品を通して言葉や記号を超えた交流を目指します。

また2020年には出産を経験し、生命の神秘が自身の新たな息吹となっているというFRAGIO。サックスのブロウのように観る者の感性を揺さぶる作品を、ぜひご堪能ください。