葉朗 Haro Workshop
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シルクスクリーンプリンター/グラフィックデザイナー
広島在住。雑誌の様な興味の固まりを少しづつ発射させては、次々と”諦めて”行った末のサイケデリア考察渡航船乗組員。特殊漫画大統領・根本敬の自家ブランド「家作」所属。アートワーク・デザインは「葉朗」、シルクスクリーンプリントは「HARO WORKSHOP」として活動中。近年はサイケデリックな世界を白と黒の光学デザインのみで構成する「モノ・サイケデリック」をテーマにコラージュ作品を製作。好きな花はクリサンセマム・パルドサム。
極彩色で展開されるサイケデリックアートを白黒の2色のみで展開する「モノ・サイケデリック」をスタイルとし、コンビニエンスストアでのコピー機等で出力した素材をハサミや糊で切り貼りするアナログの手法で作品を制作している。展示のみならず、鑑賞者が作品に直接触れて、破壊し奪い去るというインスタレーションも特徴的。展示会場で破壊と略奪、つまり「戦争」を追体験することで人間は何を思うのか。展示会場で鑑賞者との対話も試み、フィジカルメディアとしてサイケデリックアートを洗練させ、人間の認識の外側にあるものを追求している。ゲーム感覚で正義と悪が一転し、バラバラに見えるようですべてがつながっては次の瞬間には関係が断絶される世界。目に見えないものに想像を働かせることですでに歪み始めている世界の再生を問いかける。
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MY WAR(Who opened the gates of hell?)