TAKUYA SUGIYAMA. 個展「Reincarnation」

TAKUYA SUGIYAMA. 個展「Reincarnation」

2024.07.20(Sat) – 2024.08.06(Tue)

YUGENGalleryでは2024年7月20日(土)〜8月6日(火)の期間、スギヤマタクヤの個展「Reincarnation」を開催します。

概要

  • 会期:2024年7月20日(土)〜8月6日(火)
  • 会場 :YUGEN Gallery
  • 住所:東京都港区南青山3-1-31  KD南青山ビル4F
  • 開館時間:13:00〜19:00(平日) 13:00〜20:00(初日・土日祝) ※最終日のみ17:00終了
  • レセプション:7月20日(土)招待客のみの限定プレビュー
  • クロージングパーティー:8月5日(月)13:00〜19:00 ※17:00〜19:00はチケットが必要です。
  • 在廊日:7月25日(木)、7月31日(水)以外、毎日在廊予定  ※在廊日は変更になる場合がございますので、最新情報はギャラリーのInstagramの固定投稿をご覧ください。
  • 入館料:無料
  • 注意事項:状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がございますのでご了承下さい。

展示作品ハイライト

※展示作品は一部変更となる場合がございます。ご了承ください。

朗読劇「Reincarnation」の公演について

この度の展示にて 朗読劇「Reincarnation」の公演を行います。 

今回の個展はこの朗読劇があって初めて完成するものとなりました。 是非ご鑑賞頂けましたら幸いです。 

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出演 石川瑠華
   スギヤマタクヤ 

脚本 スギヤマタクヤ 

公演時間 15分〜20分 

公演スケジュール(※1)
•7/21(日)19:00-
•7/27(土)19:00-
•7/28(日)19:00-

•8/01 (木) 18:00-
•8/03(土)19:00-
•8/04(日)19:00-
•8/06(火)16:00- 


チケット  2200円(税込)(※1) 

 場所 YUGEN Gallery内

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 お申込はこちらのフォームよりお願いいたします。

開催前に鑑賞者のみなさまには一度館外にご移動頂き、申込受付を開始いたします。
また、未申込の居合わせた鑑賞者の方もお申し込み可能です。 

 ※1 追加公演の可能性あり。随時告知させて頂きます。
 ※2 当日決済、キャッシュレス(クレジットカード/交通系IC/PayPay/QUICKPay/iD)のみ、現金不可。


クロージングパーティー「Black Lab」について

2024年8月5日(月)にクロージングパーティー「Black Lab」を開催いたします。

クロージングパーティーでは、来場者の方にウェルカムドリンクを提供させていただきます。 

 17時からは、スペシャルゲストに KAIRI、GOMESS、輪入道の3名を迎え、スギヤマタクヤ作品とのコラボレーションパフォーマンスを実施いたします。 

 YUGEN Galleryに集結した3名の表現者たち。 

 いずれもHIPHOPをバックグラウンドとして持つ彼らが
スギヤマタクヤの絵画を背景に
 ラップ × ビートボックスの完全即興で創り出す実験空間。

ぜひ、目撃してください。

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■開催日     :2024年8月5日(月)

■タイムテーブル : オープン 13:00〜/ライブパフォーマンス 17:00〜/クローズ〜19:00
■入場料     :税込 3,300円 ※1
 ■場所      :YUGEN Gallery
 ■住所      :東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル4F(株式会社ジーン/オフィス併設)

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 お申込はこちらのフォームよりお願いいたします。

開催前に鑑賞者のみなさまには一度館外にご移動頂き、申込受付を開始いたします。
また、未申込の居合わせた鑑賞者の方もお申し込み可能です。 

 状況により開催内容が予告なく変更となる場合がございますので、ご了承下さい。
 なお、最新情報についてはギャラリー公式インスタグラムの固定投稿をご覧ください。  

※1 当日決済、キャッシュレス(クレジットカード/交通系IC/PayPay/QUICKPay/iD)のみ、現金不可です。


クロージングパーティー「Black Lab」出演者

KAIRI

日本最大の公式大会JAPAN BEATBOX CHAMPIONSHIPにおいて計3度の優勝を誇るBEATBOX ARTIST。独創的なグルーヴ、芸術性の高い世界観、自由で多様性のある革新的なアイデア、その全てを圧倒的なクオリティで表現している。2021年より異能のアーティストコレクティブ ARTIFACTを結成し、現代美術家としても活動。アナログとデジタルを越境した立体的な美意識を武器に挑戦的な作品展示を重ねており、様々な業界からその動向が注目されている。

Instagram:@kairihbb

GOMESS

​1994年9月4日生まれ 、静岡県出身。第2回高校生ラップ選手権準優勝を機に“自閉症と共に生きるラッパー”として注目を集め、自身の生き様を歌った楽曲「人間失格」、「LIFE」は見る者に衝撃を与えた。以降、NHK Eテレの番組「ハートネットTV:ブレイクスルー File.21」で特集を組まれるなど、独特の思想やライフスタイルが様々なメディアで取り上げられていく。また、中原中也の詩「盲目の秋」を朗読カバーした楽曲は中原中也記念館に展示されたりとポエトリーリーディングでも才能を発揮する。2015年、民謡を唄う朝倉さやとのコラボ楽曲「River Boat Song」を収録したアルバム「River Boat Song -FutureTrax-」が第57回日本レコード大賞企画賞を受賞。同年よりSEKAI NO OWARI主催のライヴイベントに4年連続で出演。2018年、Aqua Timezの楽曲「えにし」に客演参加。2019年、東海テレビの公共キャンペーンCM「見えない障害と生きる。」に楽曲提供&出演し、AACゴールドやギャラクシー賞をはじめ数多くの広告賞を受賞。そして2020年には、山中拓也(THE ORAL CIGARETTES)らと共にプロジェクトバンド・YGNT special collectiveに参加するなど、多種多様な表現を繰り返し、唯一無二の存在として生きた言葉を吐き続けている。

Instagram:@gomessjapan

輪入道

平成2年東京生まれ。千葉の埋立地で育つ。2007年活動開始。 地元のMC BATTLEに17歳で出場し優勝、ラップをはじめて4ヶ月で賞金20万円を獲得。 フリースタイルのみで、年間131本に及ぶライブショーケースを敢行し腕を磨く。 2013年、自身主宰のレーベル「GARAGE MUSIC JAPAN」を立ち上げ1stアルバム「片割れ」をリリース。その翌年には核MIXやB-BOY PARK FINALなどのMCバトルにおいて6大会連覇、年間で合計9大会優勝。BSフジの討論番組「長渕炎陣」へ出演。その経緯から「長渕剛10万人オールナイト・ライヴ 2015 in富士山麓」のステージにも立つ。2ndアルバム「左回りの時計」収録曲の「徳之島」はスマッシュヒットとなり7inchシングルも展開する。 テレビ朝日「フリースタイルダンジョン」2代目モンスターとして出演、地元千葉のFMラジオ局bay fm78にて深夜番組「輪入道の暴走ぱんちらいん」放送開始から2023年で5年を迎える。 プロ野球の千葉ロッテマリーンズからオファーを受け応援歌を制作。千葉市の市外局番「043」の背番号のピンストライプユニフォームでZOZOマリンスタジアムでのライブも敢行した。 自伝「俺はやる」は自身の半生を赤裸々に書き記した内容で話題を呼び、Amazonのアーティスト評伝で1位を獲得。 2023年、1stアルバムリリース及びGARAGE MUSIC JAPAN立ち上げから10年目になる年に6枚目のアルバム「朝が満ちる」をリリース。 2024年8月30日、自身の故郷である千葉市美浜にてワンマンライブを開催。 振り幅を広げ、常に邁進するラッパー「輪入道」から目が離せない。

Instagram:@wanyudo


オリジナルグッズプレゼント!来場登録について

下記フォームにご登録いただきましたお客様には、ご来場時に本展覧会オリジナルステッカーをプレゼントいたします。    

YUGEN Galleryへお越しの際に、ご登録いただいたメールアドレス宛に送られてくる自動返信メールをスタッフにご提示ください。     

 ※こちらのフォームはご来場時に特典を希望されるお客様向けとなり、ご来場時に必ずこちらのフォーム予約が必要ということではございません

ステートメント

概念を排除した純粋な創作

色が溶け出し混ざり合う。意図せず画面に現れるイメージ。渦巻く海面や鉱石の断面といった自然美を思わせ、生命のダイナミズムが迫る抽象絵画作品を発表する画家、スギヤマタクヤ。多摩美術大学で空間設計やデザイン理論を学んだ後、アメリカ・ニューヨークのAGORA GALLERYが作品を取り扱ったことから画家として活動を開始。国内外の個展、アートイベントで精力的に作品を発表しています。 

「星や海、作為のないものに美しさを感じている。この世界の現象をありのままに捉え、そこに絵が起きてくることにフォーカスしている」と話すように、人間の意図や概念を排除した純粋な創作プロセスとしての美術を実践しています。

絵画のプロセスで作る展覧会

本展のタイトル〈Reincarnation〉とは「輪廻」「生まれ変わり」の意味。スギヤマは、生命とは現象であり、死によっても途切れることなく永遠に移ろいゆくものであるとします。植物が枯れ、葉が落ち、大地に還っていくのを死として切り取るのではなく、生の循環の現象でしかない、うつろいゆく中での一過程として捉える。そのように生命は長いうつろいの中に深まり、多様に影響し合い広がり、うねりとなっていくことを表現します。 

うつろう生命の物語を捉えるべく具象と抽象の間を描いた絵画約20点に加え、刀鍛冶とのコラボレーションによる日本刀作品など作家の初の試みが詰まった内容となっています。 

 スギヤマはキャンバスに向かう際、構想も下絵の準備もなく、線が形をなすまま色が反応し合うままの現象を捉えているといいます。いっぽうで、個展など展示空間を作り出す際にはコンセプトから組み上げ、絵画でのオートマティズム的な手法とは真逆の目的的なアプローチをとっていたとも。 

 今回は、絵画作品のアプローチで展示空間を作り上げるとしたら? とのコンセプトで構成。一枚の絵画からの連鎖反応的な出来事に立ち会っていくインスタレーションとなっています。

青い卵から展開される物語

「Reincarnation」のはじまりとなるのは、全面黒地に青色の卵を描いた作品(タイトルはなし)。「生命と物質の間の存在としての卵。そのままでは何も生まないけれど、受精して何かが始まる可能性に満ちたものになる。卵という自己完結の世界から摂理が始まる。外の世界と反応し、エネルギーが流れていく」さまを捉えています。 

 色の相関性が高く、宇宙的な広がりが表現でき「いちばん魅力を感じている」という青色。描かれるのは概念を持たない、ただの形。彼方の惑星、極小の細胞のようにも見えるけれども、どれとも限らない。本展のファーストシーンとなる絵画は物語の行方をスリリングに予感させ、深い闇にうごめく摂理として浮かび上がります。 

そして、スギヤマが白鞘に絵を描いた日本刀。砂鉄と木炭の変化によって生まれる日本刀はエネルギーの結晶化であり生命現象そのもの。生命のうつろいの象徴として提示します。 

 「刀といえば武器という概念がある。しかし、暴力をイメージさせるものも自然物が変化した造形物。石や鉄、工業製品といったすべては常に変化のなかに現れる現象であり生命そのもの、という感覚が僕にはある」

有限の状態から無限に広がる生命感

「概念をもつことは、あらゆることを区分けしていくこと。概念を多くもつほど不自由になっていき、閉鎖的な感覚に陥っていく。そこから断絶が生まれるのではないか。概念を解体し、目の前のことに反応していくことで世界は拡張される」 

 人は概念や価値観から解放されることで、もっと自由になれる。目の前の出来事に意味を汲み取るのでもなく、立ち会い反応するだけ。それが、生きとし生けるものの本来の営みであり、創造性と生命を解放するとスギヤマは確信しています。 

 他にも自身の作品に反応し心に浮かんできた言葉を無作為に紡いだ散文作品も公開。舞台演出や映画作品への出演経験もあるスギヤマならではの意味を解体した言葉遊びにも、生の可能性の広がりが見て取れるでしょう。支持体やスタイル、あらゆるラベルを取り払い、ギャラリーという有限の空間から生命感が無限に広がっていきます。

作品販売について

展覧会開催と同時にYUGEN Gallery公式オンラインストアにて、作品の閲覧・ご購入が可能となります。


TAKUYA SUGIYAMA.

スギヤマ タクヤ

画家。1987年神奈川県出身。多摩美術大学環境デザイン学科卒業。アメリカ・ニューヨーク「AGORA GALLERY」にて作家活動を開始。絵画作品を発表するのと並行し、アパレルブランド〈TAAKK〉、〈MIDIUMISOLID〉とのコラボレーション、東急プラザ銀座のセレクトショップ「MARcourt DESIGN EYE」の 店舗ディスプレイ等を手がける。近年は、「ピンクとグレー」(監督:行定勲)、第28回東京国際映画祭スプラッシュ部門作品賞受賞作である「ケンとカズ」(監督:小路紘史)といった映画に俳優として出演。舞台の脚本・演出も手がけるなど活動は多岐にわたる。2023年、東京都現代美術館でのAMERICAN EXPRESS主催イベント「BEYOND by Platinum」ではインスタレーション、アートワーク、音楽制作を担当。

会期

2024.7.20 (Sat) - 2024.8.6(Tue)

会場

YUGEN Gallery

住所

東京都港区南青山3-1-31  KD南青山ビル4F


開館時間

平日:13:00〜19:00
初日・土日祝:13:00〜20:00
※7月20日(土)は招待客のみの限定プレビューとなります。
※最終日のみ17:00終了

レセプション日程

7月20日(土):招待客のみの限定プレビュー

休館日

なし

在廊日

7月25日(木)、7月31日(水)以外、毎日在廊予定

入館料

無料

注意事項

※7月20日(土)は招待客のみの限定プレビューとなります。

※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がございますのでご了承下さい。