GEORGE HAYASHI EXHIBITION「SURE SHOT」

2023年6月17日(土)〜6月29日(木)

YUGEN Galleryにて2023年6月17日(土)〜6月29日(木)の期間、GEORGE HAYASHIの個展「SURE SHOT」を開催します。

展覧会情報

会場

YUGEN Gallery
東京都港区南青山3-1-31  KD南青山ビル4F

会期

2023年6月17日(土)〜6月29日(木)

開館時間

平日:13:00〜19:00
土日祝:13:00〜20:00
※最終日のみ17:00終了

休館日

なし

在廊日

6月17日(土)、18日(日)、22日(木)、24日(土)、25日(日)、29日(木)

入場料

無料

注意事項

※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がございますのでご了承下さい。

展示作品ハイライト

百戦錬磨X
百戦錬磨X
百戦錬磨⚡︎
百戦錬磨⚡︎
ON INSTINCT 1
ON INSTINCT 1
ON INSTINCT 2
ON INSTINCT 2
ON INSTINCT 3
ON INSTINCT 3

※展示作品は一部変更となる場合がございます。ご了承下さい。

来場者特典のご案内

ご来場時にアンケートフォームよりご回答頂いた方限定で、オリジナルアートブックを無料でプレゼントします。
 展示作品や展覧会ステートメントが1冊にまとめられた、本展のみのオリジナルアートブックです。

GEORGE HAYASHI EXHIBITION「SURE SHOT」 アートブック

収録アーティスト:GEORGE HAYASHIB4変型/定価1,650円(税込)  

※アートブックのデザインは一部変更となることがございますのでご了承ください。

ステートメント

色の強度が増した新作

野生動物の本能や生き方に惹かれ“NOMAD HEART/自由な心”をテーマに作品を発表するアーティスト、ジョージ・ハヤシ。多くの反響があった2022年YUGEN Galleryでの個展「COSMIC DUAL FORCES」から、さらにエネルギーを充溢させた新作を中心に約15点を公開する展覧会「SURE SHOT」。 

 前回の個展では、風水の「太陰太極」を踏まえ動物や自然が内に湛える静的なエネルギーと外部へ発散する動的なエネルギーの拮抗を表現。そこからエネルギーの普遍性をテーマとするのが本展となります。 

 ジョージ・ハヤシは、祖母である日本画家の林素菊に習った水墨画とストリートカルチャーを融合。トラやライオンといった動物をモチーフにした具象画と赤色を印象的に用いる力強い色遣いの抽象表現を組み合わせた作風は、国内外で高く評価されています。 

 最近、宇宙の起源や自然科学に関する解説動画を聴きながら制作をしているハヤシ。自然界におけるエネルギーの実態を知ったことから今回のテーマを思いつきました。 

「色や光といったものはエネルギーの変化の現れであって、目に見えるものは変わってもエネルギー自体は永遠に残っていくことを知り、自分の感覚とつながった」

未来へエネルギーを放射する

ハヤシがこれまで一貫して創作のモチーフとしてきた自然のエネルギーのように、アートのエネルギーも観る者に永遠に残るとし“狙ったものを外さない”“確実な一発”といった意味合いの「SURE SHOT」をタイトルに掲げます。

「僕らアーティストが描いた絵をちゃんと見てくれたら、そこに込めた感情とか記憶はさまざまな変化をしながら、人にずっと残っていくと信じてます。インパクトのあるエネルギーの波動を未来に向けて打つつもりで描いている」

生まれ、生きた一分一秒が未来へのエネルギーとして残り、遠い未来の子孫が発見する。そんなイメージで「エネルギーの色の破片を集めて放射」するように作品を制作しているといいます。

「前回は3年ぶりの個展で全力で取り組んだものの今、振り返ってみると思いっきり色を使うことが出来ていないようにも感じた。世の中が普通に動き出すようになり開放的な気持ちになって、社会的な意味やテーマを問うより思いっきりやったものを観てもらう。今回は、そんな単純な目的でやりたい」 

 2023年5月5日、世界保健機関(WHO)事務局長が新型コロナウイルスを巡り緊急事態の終了を宣言。リスクは残り、引き続き社会全体での警戒はしつつも日常に向けて動き始めたことは創作のモチベーションにも影響しています。ハヤシも本展の直前の5月には中国福建省や兵庫県神戸市で展覧会や企画展が立て続けに開催され、その準備に追われつつも描くエネルギーに満ちていることを実感しているといいます。

絵画とは生命の誕生の目撃

毎回、展示テーマとは別に名画へのオマージュ作品も発表してきたハヤシは、今回グフタフ・クリムトの「接吻」に取り組みます。この名画は男女が愛というエネルギーに導かれて一体化し、宇宙と結ばれる超現実を描いているとされています。

「アダムとイヴの話ではないけれど、接吻という作品にも地球のはじまりとか宇宙の起源のようなものを感じる」 

 例えば一億年前の白亜紀の微生物は、その大半が今なお地層中で生き延びていることが最近の研究結果でもわかっており、そこに夥しい生命の起源と循環が想像できます。 

 色の小片を明確な輪郭線で寄せ合わせ、動物のイメージを埋め込むハヤシもそのようにして浮遊した生命のエネルギーを一体化させ、そこに現れる超現実世界を描き出します。ここに時空を超えて生きとし生けるもののエネルギーの一体化というテーマが明確に浮かび上がってきます。 

 今回の制作にあたって、これまでの作品より「色の強さが増している」と話すジョージ・ハヤシ。絵画とは画面の上で色と色がぶつかり合ったエネルギー現象であり、そこに誕生する生命体を目撃することだと確信しています。

協賛について

飲料水ブランド〈チェリオ〉

展覧会にご来場頂いた方にはGEORGE HAYASHIデザイン「チェリオコーラ」を配布します。

※本数に限りがございます。先着順となりますので、ご了承ください。

製品サイト: https://www.cheerio.co.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/cheeriojp/

湘南クラフトビール〈Barbaric WORKS〉

展覧会初日の6月17日(土)に合わせて新発売される、湘南のクラフトビールブランド〈Barbaric WORKS〉のGEORGE HAYASHI 限定ラベルクラフトビールを会場でお披露目致します。会場ではクラフトビールの試飲が可能です。また、展示会にご来場いただいた方で購入希望者様を対象に優先受付を致します。会場での販売はございません。

※試飲可能本数に限りがございます。先着順となりますので、ご了承ください。

製品サイト:https://barbaricworks.stores.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/barbaric_works/

作品販売について

展覧会開催と同時にYUGEN Gallery公式オンラインストアにて、作品の閲覧・ご購入が可能となります。

ARTIST INTERVIEW

1978年東京生まれ、幼少期から独学で絵を描き始める。2010年から活動拠点を上海に置き、中国国内外の画廊や美術館で展覧会を開催。飲料水ブランド「チェリオ」、高級美容機器ブランド「ARTISTIC&CO」など企業コラボレーション多数。在上海⽇本国総領事館や在台湾日本領事公邸等に作品が収蔵され、マカオのカジノホテルや「SPEAK LOW」(中国・上海)スボーツブランド「NIKE」SG CLUB、ゑすじ郎(以上、東京)、El Lequio(沖縄)等の店舗の壁画を手がけるなど特にアジア圏で高い評価を獲得、多岐に渡る活動を展開している。

ジョージハヤシ
ジョージハヤシ
George Hayashi
1978年東京都出身。 10代の頃からアパレルブランドのデザインを手がけ、飲料水ブランド「チェリオ」など企業コラボレーション多数。2010年から活動拠点を上海に置き、中国国内外の画廊や美術館で展覧会を開催。 日本総領事館の中国政府向け年賀の絵画や日本国内でのSG CLUB、ゑすじ郎(以上、東京)、El Lequio(沖縄)等の店舗の壁画を手がけるなど様々な活動を展開している。