真打之刃

西元祐貴

西元祐貴は、世界的なスポーツイベントでヴィジュアルイメージに採用されるなど、今世界から注目を集めているアーティストのひとりです。躍動感のある筆致でスポーツをモチーフにした表現でその名が知られるところになりましたが、龍や虎など古典的なモチーフや風景画も手がけ、2016年からは陶板に絵を描く陶芸と墨絵を融合した〈陶墨画〉に挑み墨絵の表現領域を広げています。

こちらは、陶板枚数 6枚の作品です。

《作品詩》

向き合うことを恐れるな
ぶつかり合ってこそわかることがある
ささいなことで心の拍は暴れ
無為に振るう刃で友を傷つけるかもしれない
虚勢を張って大きく見せ
歪なプライドが相手に露見するかもしれない
そんな自分の弱さを救うのは
周りの静かな強さであることと気づくだろう
今ここにいる感謝とともに
あるがままを受け入れよう
誰かを守るため勇み立て
真打への舞台はこれからだ

《詩の意訳・ストーリー》

喧嘩ができるということは、相手に対する希望があるからです。魂と魂とのぶつかり合いは、相手をどこまで受け入れることができるかであって、突き放すことではありません。相手に向き合わず、相手を傷つける言葉で闘ってしまっては、自分の弱さを見せていることになります。相手の懐に入ってみましょう。甘えてみましょう。胸を借りるつもりで当たりましょう。そこにあるものは、相手からの蔑みかもしれません。相手からの冒涜かもしれません。相手からの妬みかもしれません。それでも良いのです。そんな赤裸々を自分に対して出してくれたことを喜びましょう。あるがままの相手の姿を受け入れることができれば、あなたは強い人です。強いあなたは、パワーをもらうことになります。自分以外の誰かを守れる力を得ることになるのです。そこで初めて、プロフェッショナルと呼ばれます。

サイズ 78.5 cm × 77.7 cm × 3.5cm
素材 陶器、釉薬
制作年 2021
価格
通常価格
¥1,650,000(税込)
セール価格
¥1,650,000(税込)
通常価格

FAQ

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