キャンベルのスープ缶 -WHAT DOES IT TASTE LIKE?- 2019 サガキ ケイタ KEITA SAGAKI

サイズ 51 cm × 41 cm
素材 ネオシルク
スクリーン
制作年 2019
価格 ¥(JPY)165,000 (税込)

ONBEATキュレーション作品

■ ステートメント
「全体と部分の関係性」「視点の変化による価値の転換」「対立概念の共存」という3つのコンセプトを軸に作品を制作しています。
有名な古典絵画のイメージを、製図ペンを用いて、おびただしい数のキャラクターや、即興的なドローイングを描き込んでいくことによって再構築しています。
離れて見た時(全体像)と、近づいて見た時(細部)とのギャップを生み出すことで、価値観のハイ&ローを転換させるような作品を作りたいと考えています。
また、近年はモノクロームのペン画と並行して、ネオシルクスクリーン技法を用いたカラーのエディションワーク制作にも取り組んでいます。
さまざまなイメージを重層的に配置することで、全体と部分の表現に対するさらなる探求をしているのです。

■ 《キャンベルのスープ缶 -WHAT DOES IT TASTE LIKE?- 》について
アンディ・ウォーホルのキャンベルのスープ缶をモチーフにした作品です。
今作に描かれているキャラクターはキャンベル社から販売されていた32種類の味を化身化したもので、さらにキャラクターの内部には食にまつわる様々なイシューやトピックスの画像をコラージュしています。
100枚を超えるそれらの画像は、例えば食糧危機、フードロス、遺伝子組み換え食品など世界規模、国家規模のマクロ的なものから、摂食障害、バイトテロ、孤食など個人に帰属するミクロ的なもの、また捕鯨問題、ヴィーガン、カニバリズムなど文化、宗教、民族、思想に関したものまで、多岐にわたっていますその多元的で混沌とした食の事象を並べてみると、食というものが生物において、いかに根源的要素であるかが見えてきます。
それらさまざまなイメージのごった煮を入れたキャンベルのスープ缶を描くことで、世界に蔓延する食問題の坩堝を表現しています。

サガキ ケイタ KEITA SAGAKI 作家について