Transpective 2021 積彩
サイズ | 130 cm × 65 cm |
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素材 | プラスチック |
制作年 | 2021 |
価格 | ¥(JPY)2,750,000 (税込) |
ONBEATキュレーション作品
■ステートメント
積彩は、3Dプリンティングを専門領域としたデザインファブリケーションスタジオです。
3Dプリンティングでしか成し得ないような造形 / 色彩表現を探求する中で、繊細なプリーツを立体表面に配することにより「見る角度によって色が変化する」という視覚効果を創出させることに成功しました。
これによりオーディエンスに対し、「実物を見ているにも関わらず、まるでCGを見ているかのような」新しい視覚体験を提供することが可能になりました。
私たちが目指すのは、3Dプリンタという最先端のテクノロジーを用いることで、新しい「モノ」を作るだけではなく、その裏にある新しい「モノづくり」の在り方を思索し、この時代にふさわしい新たな「モノがたり」を紡いでいくことです。
■《Transpective》について
Transpectiveは、モルフォ蝶が空を舞うように、見る角度によって移ろう色の壁面。
彼方では誰かが青だといい、此方では誰かが赤だという。
思うに世界は、正面の存在しない、無数の側面のみで構成される複雑な立体形なのではないだろうか。
彼方此方(あべこべ)だと思われた世界は、越境してみることによって、なんてことのないひとつなぎの起伏であったことに気づく。
