万騎一槍

西元祐貴

西元祐貴は、世界的なスポーツイベントでヴィジュアルイメージに採用されるなど、今世界から注目を集めているアーティストのひとりです。躍動感のある筆致でスポーツをモチーフにした表現でその名が知られるところになりましたが、龍や虎など古典的なモチーフや風景画も手がけ、2016年からは陶板に絵を描く陶芸と墨絵を融合した〈陶墨画〉に挑み墨絵の表現領域を広げています。

こちらは、陶板枚数 8枚の作品です。

《作品詩》

御(ぎょ)し難(がた)き重圧を
羽毛の軽張に転じ
我武者羅なる鬼神来たる
泰然自若たる勇猛が
相手の戦意を鎮まらせり
万騎包囲の突破
不可能と見ゆる状況も
未来の慙愧を思えば
我が手一条の槍を信じ往くべし
背を眺(ながむ)る愛児(まなこ)に
我が覇気を永遠に焼き付けよ

《詩の意訳・ストーリー》

三国志の時代。敵兵を超えて主君の元に帰らんとし、突破の意を我が槍に乗せて走った男がいました。その鬼神たる装いと、天を揺るがす覇気は、数万の敵を蹴散らす勢いであったといいます。絶対に不可能と思われる状況でも、リーダーは自らを鼓舞し、進まねばならない時があります。どんなに切羽詰まっても、どんなに追い詰められても、諦めてしまうことを自らが許してはなりません。後ろを振り返れば、そこに、あなたを慕う仲間たちがいるはずです。そして、あなたを助けようと必死でついてくる人がいるはずです。あなたの生き様を見せてあげてください。その勇姿を、皆の目に焼き付けて差し上げましょう。

サイズ 78 cm × 103 cm × 4.0cm
素材 陶器、釉薬
制作年 2018
価格
通常価格
$15,780.00(税込)
セール価格
$15,780.00(税込)
通常価格

FAQ

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