オバケ
山本尚志
本作は、モノへの名付けというコンセプチュアルな手法を通じて、言語と視覚、意味と形の関係性を問い直す試みである。「オバケ」という言葉は、幼少期に体験した遊園地のオバケ屋敷の記憶──棒を持ち来場者を叩く存在としてのオバケ──に基づいており、一般的なイメージとのずれを内包する。名付けによって立ち上がるイメージの恣意性と、その背後にある個人的記憶との関係を浮かび上がらせる作品である。
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